塵書き

日記とか詩とか、言葉の落書きとか。思うままに。

春過ぎ夏ウツリ

芝を踏む音に耳を傾ける時期となりました。

我が家から少し散歩をすると、郊外とは思えぬような長閑さを持った自然の原風景を眺めることが出来、それはまるで田舎に帰省でもしたのかと疑う程の自然の多さに心に穏やかさが拡がります。

それはまさに柳暗花明。このクソ平野でまさかこのような単語を使うことができるとは。と少し感動

住み始めて既に10年を超えましたが、年々減りつつある地元への新たな気づきの1つでありましょうや。

而れども、時世というのは大衆の意思に翻弄されるもの。

生き汚さで追随を許さない私は集を良しとせず、孤であることに縋る醜い肉塊であることを屡々痛感致します。

出不精ここに極まれり、日々惰眠と雑"飯"を貪る哀れな獣がここにひとつ。

長いこと人間という存在を見ないでおくと、久しぶりにソレを見た時に感じる不快さは恐ろしいもので、吐き気を催す危うさを孕みながら雑踏を往くことに嫌気を感じております。

ひいては、更に流行らぬものか、長ければ長く、拡がれば拡がるほどより良い。と妄を膨らませ、激しく流れる"日和"河を漂う始末。

皆様も世をより良く動かすは如何かを毎毎己が胸中に問うてみるのも"おうち時間"なるを過ごすにはうってつけかと存じます。

それでは、良き生を