愛を歌うことなんていつだってできる。
でもその愛を誰か、自分の本当に愛する人に向けることはそうそうできることではないのだろう。
虚しさは自分が満ち足りていない証拠だ。
自分が浅ましい欲の塊でしかない証左だ。
身近な誰かに押し付けて満足するなんて、そんな哀しいことはもうやめよう。
考える度に醜くなっていく自分に、嫌気が差してくる。
理想をどれだけ語り合っても満たされる世界なんてもうないんだ。
子供だった僕達は、たった数千日で大人になることを義務付けられてしまった、こんな世の中間違ってると嘆こうか。
なにもかもやり直したい
全て総て、こんな世界のせいだ。